蛙化現象によって後悔したことはありますか。
私は幾度も経験をしています。
あのとき別れを選択していなければ、あのときもっと別の言葉をかけていれば…
自分の友人にも蛙化現象により別れてしまった人もいます。
そのときの助言が本当に正しかったのか。
そんな私の蛙化現象での後悔と、蛙化現象が起こってしまった友人にかけた言葉について少しお話ししていきたいと思います。
蛙化現象による後悔|高校生の時の体験談
蛙化現象というのは、簡単に言うと好きだったはずの人に好意を向けられると気持ち悪く感じてしまう現象のことです。
私も高校二年生くらいまでは実際に蛙化現象が起きてしまい別れてしまうということが何回かありました。
私の蛙化現象の一番の後悔は、インスタグラムで知り合った同じ高校の元彼との出来事です。
高校や大学入学前にインスタグラムやツイッターなどのSNSで友人をあらかじめ作るという人は多いです。
また、学校に入学後にも他校や同じ高校の他クラス、他学年の人との交流を深めるために、輪を広げるためにSNSで気の合う友人を探す人も一定数います。
私は、入学前に知り合った人以外とも話してみたくなり、友人の友人やインスタグラムのストーリーでメンションをされてる他クラスの人のSNSを積極的にフォローして話していました。
そのうちの一人が元彼です。
2月の上旬のテスト期間によく話すようになって高校近くのフードコートで一緒にテスト勉強をしたりしてリアルでの距離を縮めていきました。
クラスも部活動も違う私たちですが、お互い話をしているうちにお互いが医療関係に進みたいことなど話が合うという点、お互いにクラス委員長を務めている点などどれだけ話していても会話に困らない程に合う人でした。
彼は電車通学でしたが、私の最寄り駅に自転車を止めて私の最寄り駅から登下校したりしていました。そのうちにだんだんと私も好意を抱いていき付き合うようになりました。
学校内でもいじられキャラとして、友人が多かった彼と付き合っている期間はとても楽しかったです。
蛙化現象で相手を傷つけてしまった
しかし、付き合い始めてから1ヶ月近くたった頃から急に彼のことが気持ち悪く感じてしまったのです。原因はよく分からないのですが、とにかく気持ちが悪い、一緒にいたくない。この一心で、別れを告げることにしました。
このとき、もっと距離を置く、話し合うという選択肢をとれていれば良かった。と思っています。
ただ、別れたい。将来のために勉強するから一緒にいたくない。
私はこの一点張りでした。
今思えば本当に最低な別れ方をしてしまったなと後悔しています。
電話や直接言うわけでもなくLINEで。
自分もLINEで別れ話というのが苦手なはずなのに一方的に別れを告げてそのまま未読スルーをしてしまいました。
本当に行動としては最低だと思っています。
蛙化現象で別れた半年後
双方別れについて納得するような形の別れではなかったため、別れ話のあと彼からインスタグラムに話したい、やり直したいというメッセージが何件も入りましたが、私はそれに対しても無視をしてしまいました。
このインスタグラムのメッセージがきっかけでまた会うことになりました。
「友人としてでもいいからそばにいたい。」
彼からそう伝えられました。
蛙化現象のあと、また好きになったけど
友人として一緒にいるうちにまた彼への好意を抱くようになったのですが、もう彼は私を一人の女性としては見てくれなかったです。
彼のことを好きだったはずなのに別れ方をしっかりとせずに傷つけてしまったこと、話しかけてきてくれた彼を無視してしまったことは別のやり方があったのではないか本当に後悔しています。
あの出来事から5年、別の考えができる今少しは大人になったとは思いますが、あのときにもっと大人になれていたらお互い傷つかずに歩めたのではないかと思います。
蛙化現象で別れた後に後悔した時の対処法
蛙化現象で別れた後に後悔した場合、次のようなステップを踏むことが有用です。
- 感情の整理: まず最初に、自分が何を感じ、何を望んでいるのかを理解するために感情を整理することが重要です。それは時間と自己反省が必要なプロセスです。あなたが後悔しているのは本当にその人を失ったことに対する悲しみからなのか、それとも孤独感や不安からなのかを理解することが重要です。
- 自己分析: 次に、何が「蛙化現象」を引き起こしたのかを理解するために自己分析を行います。それは特定の行動、習慣、または性格の一部である可能性があります。この自己分析は、あなたが何に幻滅したのか、そしてそれが本質的な問題なのか、それとも誤解や一時的な問題なのかを理解するのに役立ちます。
- リフレクションと学習: 一度自分の感情と動機を理解したら、それから学び、成長するためにこの経験をリフレクションに利用します。あなたが何を違うようにしたいのか、またはどのように自分自身や他人を違う視点から見ることができるのかを考えます。
- 相手との関係の再評価: 最後に、あなたがその人との関係を修復したいのか、それとも新たな始まりを追求したいのかを決定します。それはあなたが自分自身とその人との関係についてどう思うか、そしてあなたが何を望むかに大きく依存します。もし関係を修復することを選んだら、それはおそらく対話と理解、そして可能ならばカップルセラピーなどの専門的な支援を必要とするでしょう。
これらのステップは、自分自身を理解し、自分の感情を認識し、そして何が最善であるかを決定することが、このような複雑な状況を通じて前進するための鍵です。
まとめ:蛙化現象で後悔しないために
最後になりますが、蛙化現象によって多くの後悔と悲しみが生まれます。
私のようにもっといい言い回しがあったはずなのに、もっといい行動ができたはずなのにと思う人もいれば、友人へのアドバイスでもっといい言い方があったのにと思う人もいます。
蛙化現象は誰にでも起きうる現象です。
別れるという選択肢をとるならばしっかりと双方が納得できるような別れ方を、別れたら後悔するから別れたくないなら距離を置くという選択肢をとれるといいと思います。蛙化現象は冷めている訳ではありません。そのため、距離を置いたらまた好きという気持ちが戻ってきたと言うことがあります。
蛙化現象で後悔することがなくなるように、いま自分がしようとしている行動は正しいのか考えながら行動するといいと思います。
実際に蛙化現象にどれくらいの人がなっているのか?調査した結果については「500人の男女に聞いた蛙化現象エピソード!」で紹介しているので、より詳しく知りたかったら参考にどうぞ。